1960年代には、東京を中心にたくさんのビルが建築されました。この頃のビルは現在でもたくさん残されており、リニューアルをしている傾向があるかもしれません。見た目は古いですが、中に入ってみると比較的きれいな建物が多いです。このようにたくさんのビルが建築される一方で、いくつかの問題が残されていることを知っておく必要があります。
具体的にどのような問題があるかと言えば、アスベストの問題があると言われているわけです。木造住宅はそこまで関係ありませんが、昔の鉄筋コンクリート住宅つわりビルやマンション等はアスベストを多用していました。なぜこれを使っていたかと言うと、断熱材としての役割を果たしていたりあるいは火災が発生した場合燃えにくい素材として重宝されていたからです。ところがそれから10年ぐらい経過すると、実はこのアスベストが肺がんの原因になるということがわかっており、分析され少しずつ制限されるに至ったわけです。
そして、2006年には完全に制限され現在では使うことができない素材として知られていることになります。のように、アスベスト分析をすると、様々なことがわかりますが今は義務化されており必ず分析をして状態を確認しないといけないことになっています。そのためもしビルのオーナーであればこれをいちど行った方が法律に違反せず良いと言うでしょう。ちなみに、国からの補助金が出る可能性や地方団体から補助金が出る可能性がありますので、それらを申請してみるのも良いかもしれません。
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