アスベストは以前は防音材や吸収剤や保温剤など、万能的に使われている化学素材でした。原料は石綿で出来ており繊維状になっており、結晶構造になっております。とても細かい粒子であり呼吸器から吸い込むことで体内に蓄積し、アレルギーなどの原因になってしまうのです。とくに肺などへのダメージが深刻であって、先端が尖っているので器官に刺さって抜けません。
長期的にはガンや悪性中皮腫などの原因になってしまうために、昭和５０年に身の回りで使用することが禁止されました。その後も工業用途に使われましたし、古いアスベストは住宅などの屋根や壁に残されております。撤去時には二次被害で作業員が吸い込んでしまうために、防護服と外に漏れださないような養生をして撤去しなければなりません。発見したら自分で掃除をしないようにすることと、通常の業者ではなく撤去資格を持っている企業に取り除いてもらわないといけないことになっております。
また撤去した物は国の指定の方法で廃棄しなければならないのです。アスベストは直接的にガンにならなくても、体の中に入り込み蓄積することで疾病の遠因になります。息苦しくなったりなどの塵肺症状が出て初めて、以前石綿を職場で扱っていたと知る人もいるのです。分析によると１５年程度の潜伏期間を経て悪性腫瘍を引き起こします。
臨床や分析により悪性中皮腫が起こることも分かり、局部X線写真などを分析すると症状が判明するのです。アスベストの分析のことならこちら
コメントする